インターネットを用いた動画配信環境を提供します。
動画配信の2つの方法
動画配信には、動画ファイルをダウンロードして再生する方法と、動画ファイルをストリーミングで流す方法とがあります。
ホームページから動画ファイルダウンロードしてから、動画を再生する場合、一度に全てのデータを転送しなければならないため、ネットワークやサーバーに負荷がかかります。
また、コンピュータに転送されたデータは、そのままコンピュータに保存されます。その際にコピーされてしまいますので、課金の必要なコンテンツを配信するには不向きです。
動画を逐次サーバーから取得しながら再生します。必要な分だけをサーバーからデータを取得するため、ネットワークやサーバの負荷が少なくすみます。
コンピュータに転送されたデータは、コンピューターに保存されないので、ダウンロードによるコピーは回避できます。
ストリーミング専用のサーバー
ストリーミング動画配信には、ストリーミング専用のサーバーが必要となります。
Flashの場合:Adobe Flash Media Server / Red5(オープンソース)
WindowsMediaの場合:Windows Media Server(Windows Server OSに同梱)
つくりて.com では、サーバーのレンタル事業も行っていますので、ストリーミングサーバーの設置から運用まで、一貫してご提供できます。ぜひ、ご利用ください。
コピーを防ぐDRM
デジタルメディアファイルは、品質を落とさずに簡単にコピーおよび配布することができてしまいますので、「コンテンツをコピーされたくない、どうしたらいいのか?」というご質問をいただくことがあります。
解決する方法の1つに、デジタル著作権管理(DRM)という仕組みがあります。
DRM では、暗号化とコピー防止の技法により、デジタルメディアコンテンツを保護することができます。たとえば、
・再生できる日時を限定する
・再生継続時間を限定する
・再生できる回数を限定する
などの方法でコピーを最低限に抑えます。
DRM を使って動画配信システムを構築・運用するにはコストがかかります。コンテンツ保護と費用とのバランスで、システム構成を考える必要があります。
会員制のストリーミングサーバー構築や、DRM システムを用いるなど、コピーを抑える方法もさまざまです。お客様のご予算やご要望に応じて、お見積もりしますので、ご相談ください。
発注・お見積もりにあたって
発注にあたっては、参考になるサイトがございましたら、そのサイトのURLをお知らせください。